マクロビオティック
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最近、「マクロビオティック」という考え方が、注目されています。
簡単な説明をすると、野菜や穀物などの食材を中心にした手作りの健康食という意味です。
そういうものを食べていくことで、人間本来の健康を取り戻し、体や心もきれいにしようというのがおおまかな趣旨です。
他にも、有機野菜の使用や、砂糖や肉をできるだけ使わない
など、色々な考え方や方法がありますが、ここでは詳細は省きます。

大変素晴らしい考え方ですが、ちょっと気になるのは“健康にいいから味のほうはあまり美味しくなくても仕方がない”という考え方が見受けられることです。
実際に、数名の方からマクロビオティックのレシピを調べて実践してみたと聞きましたが、中にはまずくて食べられないという感想もありました。
人によっては、健康にいいから少々味が落ちても仕方がないと考えているそうですが、これは間違った考え方だと思います。

豆乳を使った料理が、最近メジャーになりつつあるようですが、失敗談もよく聞きます。豆乳には、調整豆乳と無調整豆乳の2種類があり、調整豆乳は味が人工的に加えられているものす。
だから、これを使って料理すると前からついている味と調理でつけた味が加わって、バランスを崩してしまいます。
料理には無調整豆乳を使わなければいけないのですが、そういう基礎的なことにまでレシピはあまり踏み込んでないことが多いものです。
調整豆乳を使い作ったマクロビオティックの料理を「美味しくなくても仕方ない」と無理矢理自分を納得させて食べている人も多いのではないでしょうか?

また、マクロビオティックは味がイマイチとみなさんが感じる理由のひとつに、肉などの味の濃い食材をあまり使わず、野菜などの素材をできるだけ手を加えずに調理するから、というものが挙げられます。しかし、これは勘違いです。
実は、シンプルな料理こそ、調理の基礎的な能力がしっかりしていないと、美味しいはずの料理がイマイチに感じてしまうのです。

例えばキャベツを切るにしても、包丁を使うかスライサーを使うかで全然食感が違います。
スライサーだと噛んでもしっくりこない。
本当のキャベツの味を味わおうと思うなら、包丁で切らないと駄目です。
さらに包丁にも切り方があります。葉脈に直角に切っていくと、それを噛み砕いていくとき良い歯ごたえが楽しめるんです。
しかし、それを葉脈に沿って切っていくと、口の中にいれたときに非常に歯ごたえが悪いんですよ。
当然、間違った切り方をしたキャベツは、後でどんな調理をしても美味しくなるはずがありません。

マクロビオティックでよく目にする豆腐にしても、注意が必要です。
水切りが十分になされていないお豆腐はすごくベタベタしてしまい食感がよくないんです。
どれくらい水切りするのか知っていないと駄目。せっかくの食材の食感が死んでしまうんです。
他にも、ほうれん草や春菊の洗い方など、簡単なことですが、基礎がしっかりしていないと、その後どんな味付けをしても美味しくなることはありません。

お料理にはいくつかポイントがありますから、それをしっかり抑えておけば失敗はないんです。
そうすればマクロビオティックの料理も、美味しく食べることができるんですよ。

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